続・マイ『ラ・タ・タ・ム』〜カロリーヌとおともだち
2年以上前にこんなエントリを書いていたのですが、
なんと、先日実家に立ち寄った際、思い出の絵本と再会することができました。
私が探していた本がこちら。
ネットで調べてみると、
作者のピエール・プロブストさんは、時代に合わせて何度も絵を描きなおしていらしたそうで、この絵柄での本はもう絶版になっているとのこと。
ネコ、イヌ、クマ、ライオン、トラなど、いろいろな動物が擬人化されて登場しているのですが、2足歩行していても妙にその動物らしさが残っているのが愛らしく。
またその場面ごとに、文章では描かれていないそれぞれの登場人物の個性が絵で表現されていて。今見ても楽しめる絵本でした。
たとえばこの絵だけでも、ほっかむりをしているイヌは少し大人しめなキャラクターで、ネコ2匹はとにかくお調子者のわんぱくキャラというのが伝わってきます。
もう手元には残っていないと思っていましたが、
引っ越してくる家族の小さな女の子にあげる前に、親がお気に入りの本は取り置いておくようにさせたらしく、実家の段ボールの中に眠っていました。
9歳当時の私、グッジョブ!
その段ボールには思い出の絵本が他にも何冊も眠っておりまして、
息子そっちのけで、しばし思い出に浸っておりました。