蝉しぐれ

もう5-6年前くらいでしょうか?映画が公開されたとき,夫(その頃はまだ結婚していなかったので,彼)と観に行きました。あらすじはほとんど知らなかったのですが,映画の予告とイメージソングになっていた一青窈の「かざぐるま」にひかれて。

そして,つい先週,小説も読みました。

咀嚼しきれていない状態なので,アホな言葉しか出てきませんが,
小説から醸しだされる雰囲気と映画が,見事にぴたりと重なっている作品だと思います。

そのときは自覚していなかったけれど,
時が経って,あのときの気持ちを名付けるとするならば,
それは やはり恋というべきものだっただろうか,と。

蝉しぐれ

蝉しぐれ

父との今生の別れのシーンでの緒形拳さんに胸が熱くなり,
再会を果たしたときの木村佳乃さんが光り輝くような美しさでした。
そんな記憶。
TVドラマ版も評価が高いようなので,観てみたいですね。