The Closer(クローザー)
惜しまれつつも第7シーズンで終了を迎えた「The Closer」。
日本での放送が待ち遠しい,今日この頃です。*1
このドラマのあらすじは,水戸黄門様のごとく,“犯罪発生→謎解き(捜査)→自白させる→逮捕”という一連の流れが毎回繰り返される(CSI,NCIS,Bonesなど,他にも多数あり)わけですが,登場人物や緩急のメリハリ,シリアス・コミカルのバランス,大きなストーリーの流れなどで,ついつい続けてみてしまいます。
それに加えて,新しい女性上司像を呈示している,という点も,魅力的。
女性が上に立つドラマは他にもありますが,
“男性化”することで共存するという描かれ方が,なんだかんだ多いのではないかなと思います。最近の日本のドラマであれば,例えば,「BOSS」や「ストロベリーナイト」など(もちろん,これらの描き方も好きです)。
一方で,クローザーの主人公ブレンダには,“可愛らしさ”や“茶目っ気”,“ドジっこ属性”など,これまでの女性リーダー像では(おそらく)タブーとされてきたような「隙」があるのではないかと。
それでいて,もちろん,締めるべきところでは,きっちり締める。
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音頭を取っていくような立場になっていったとき,どう振舞うべきか,ふと考えることがあります。
ドラマはフィクションということは重々承知していますが,参考にはなりますね。
*1:スピンオフで「Major Crime」というドラマも始まったそうなので,その放送も期待。